将来の夢と学習

教育再生

すべての子供たちが夢と志に向かって頑張ることができる国を創るには、学校、家庭、地域がそれぞれの役割と責任を自覚し、社会全体で子供を育むことが必要不可欠です。家庭や地域は、学校教育の土台となるものです。学校の教育力が低下しないようにするためには、家庭や地域の教育力の向上が欠かせません。21世紀の日本にふさわしい教育体制を構築し、教育の再生を強力に進めていきます。

道徳教育のさらなる充実

人が人として生きる上で必要な規範意識や社会のルールなどを学ぶという見地から、学校での指導方法の改善などにより、道徳教育のさらなる充実を図るよう取り組みます。中学校・高校でボランティア活動やインターンシップを積極的に推進し、公共心や社会性などの道徳的価値の自覚を一層深めていきます。

グローバルに活躍できる人材育成の整備

小学校における英語教育実施学年の早期化・教科化や、中学における英語による英語授業実施、高校での英語による発表・討論・交渉などを充実させることにより、日本人としてのアイデンティティーを備えグローバルに活躍できる人材育成を目指し、実現に取り組んでいきます。正教員増員による正規・非正規教員比率の適正化を図ります。

小学校での情報化教育の環境整備の推進

2017年6月安倍内閣の「未来投資戦略2017」に沿って、「2020年度までに普通教室における無線LAN整備率及び超高速インターネット接続率を100%に引き上げる」ことを目標に小学校パソコン導入率の自治体間格差の解消と、情報通信技術(ICT)導入のターゲット化を進めていきます。

政治的偏向を是正した教科書採択

教科書の記載における歴史的事実の偏向等を是正し客観性を担保するため、安倍内閣が進めてきた教科書会社の違反問題への対応等の対策を粛々と進めます。教科書採択にあたっては、採択権者の権限と責任により適切な採択が行われるよう、教科書発行者、教育委員会・学校関係者に対し、採択における公正確保等を徹底し、現場との癒着を排除した公正な教科書採択を実現します。

教員の待遇改善

正教員増員による正規・非正規教員比率の適正化や待遇改善を図り、学校現場における教職員の働き方改革の実現をし、優秀な人材の確保と教職員の資質・能力の向上によって、教育の発展を図ります。

給付型奨学金の拡充

貧困家庭からの大学などへの進学の道を閉ざさず、経済的理由による教育格差が生じないよう、大学生等への給付型奨学金制度及び所得連動返還型奨学金制度の円滑着実な実施、無利子奨学金や授業料減免を進めるとともに、成績優秀者や生活困窮者に対する教育支援金を拡充できるよう、取り組みます。

大学ガバナンスの抜本的改革

教授会統治を改め学長のリーダーシップ強化をはじめとする抜本的ガバナンスの抜本改革を実施し、イノベーションの源泉となる学術研究基礎研究を一層強力に推進ます。教育課程等の見直し、大学教育の質や成果の「見える化」・情報公開、成績評価等の厳格化等を推進し、知の基盤強化を図ります。