女性と仕事

女性活躍

女性が輝くことは、暮らしやすい社会、活力のある社会をつくることにつながります。子育てがしやすい、安心して介護ができる、ライフステージに応じた柔軟で自立した働き方ができる、家庭や地域に十分に関わることができる、安心・安全な生活ができるなど、女性の視点から見て暮らしやすい社会の制度や仕組みをつくることは、同時に女性も男性もともに輝く社会創りにつながります。

子育て支援の強化

育児休業の充実にあわせて、育児休業明けの1・2歳児保育の受け入れ枠を2018年度から拡充します。また、ベビーシッターなど多様な子育て、家事支援を充実するとともに、子育て施設やケア施設と住宅の併設・近接を推進します。家事・子育て・介護の事業サービスや地域の支援サービスなど官民の支援を充実させることで、男女ともに長い職業人生のさまざまな局面での家族のニーズへの対応と仕事との両立を可能にします。病児・病後児保育の充実や多子世帯支援の強化、高齢世代による子育て支援など世代間の支え合いを広げます。

育児休業後の女性の支援強化

子育て等で離職した女性の学び直し、再就職、キャリアアップによる再チャレンジを支援します。育児休業取得後の円滑な職場復帰を支援するため、中小企業で働く労働者個々人のニーズに応じた育休復帰支援プランの策定・利用を支援します。

安心して子育て・介護をしながら働き続けられる環境の整備

介護の受け皿について2020年第初頭までに50万人分以上を整備するために、介護離職ゼロを実現し、25万人の介護人材確保を目標にします。保育所の時間延長(夜まで)、放課後における子供の受け皿の大幅拡大など、子供のいる家庭も安心して働き続けられる環境を創ることで仕事と育児の両立を支援します。

女性が活躍できる環境整備

指導的地位に占める女性の割合を3割程度にすることを目指し、女性参画の拡大や将来に向けた人材育成を進めます。優れた企業に対する認定制度や公共調達の受注機会の増大、両立支援の取組みへの助成等のインセンティブ拡充を目指し、取り組みます。